添加物についてもう一度考えてみる。 〜ケミカルクッキング〜

もう一度添加物について考えてみる。

 

 

化粧品、シャンプー、食品、添加物は体に悪い、オーガニック、ケミカルフリー、無香料、無着色、天然成分が安全などなど、最近ではポピュラーになりつつありますが、そもそも添加物の実態って見たことありますか?

身体に悪いのは身をもってわかっていたのですが、イメージは漠然としていて、なんとなく避けるようにはしている程度でした。

 

 

今日は添加物の宝庫、コンビニのお弁当の調理方法から、添加物とはどんなものか、どんな添加物が使われているかを中心に記事を書いていこう思います。

 

安くて、手軽、見た目もよくて、365日、24時間手に入って美味しいコンビニのお弁当。

なぜあんなに安くて、手軽で、美味しくて、いつでも手に入るの?

 

ケミカル

さて、これはなんでしょう。

 

 

注意!!

 

私はもともとコンビニ弁当は苦手で、外出先などで、どうしてもそれしか食べるものがない時だけ食べていましたが、この事実を知ってもっと食べられなくなってしまいました。
今後もコンビニ弁当を食べなくてはいけない方は今日の記事は読まないほうがいいかもしれません。

・・・本当、衝撃すぎるレシピです。

 

 

 


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ソースは、私の好きなスカパーの番組、BAZOOKA(かなりアングラな番組です)で、『 添加物でハンバーグ弁当を作る!BAZOOKAケミカルクッキング!! 』ということで取り上げられていた内容です。※下の方に動画も載せます。

「食品添加物の神様」安部司さんと、 生放送でコンビニ弁当の定番「ハンバーグ弁当」をリアルに再現。

 

添加物でハンバーグ弁当を作る!ケミカルクッキング!!

 

 

ケミカル

↑これ、食材以外の材料です・・・。

 

では行きましょう。ケミカルクッキングスタート!

 

【ご飯】

ご飯は基本古米を使用します。

研いだお米に、新米のような仕上がりにするために、アミラーゼ、
粘り気を出すために、でんぷん由来のデキストリン、
サラダ油を入れてツヤを出し、サラダ油を乳化させるための乳化剤を入れて、
日持ちさせるためのグリシン(アミノ酸)を入れて炊きます。

これで古米が新米のようにツヤツヤで、時間が経っても美味しく食べることのできるご飯が完成します。

 

【キャベツの千切り】

キャベツを千切りにします。

次亜塩素酸ソーダを水に溶かして殺菌します。
プールの殺菌などに使われています。

殺菌したキャベツを水洗いして、時間がたっても色鮮やかで雑菌が繁殖しない千切りキャベツの完成。
(シャキシャキ感を出すものを入れる場合もあります。)

 

【ポテトサラダ】

ポテトやニンジンを茹でてつぶします。お湯で戻して使うマッシュポテトを使うこともあります。

マヨネーズを作ります。
本物の材料を使うと高いので、
卵の黄身の代わり→ポリグリセリン脂肪酸エステル
油→サラダ油
お酢のかわり→ 酢酸
を混ぜてマヨネーズ風ソースを作ります。

マヨネーズ

茹でたジャガイモやニンジンの汁気を抑えるための加工でんぷんを入れ、
滑らかにするキサンタンガムも入れます。

日持ちをさせるために6種の添加物も入れましょう。
グリシン
酢酸ナトリウム
クエン酸
クエン酸ナトリウム
炭酸ナトリウム
リン酸
→6つ合わせてPH調整剤と表記されいます。

ポテサラ

サラダ

全て混ぜて出来上がり

 

【漬物】

塩もみした大根に、

漬物

着色料2種(石油由来)
変色防止にポリリン酸ナトリウム、
ツヤが出るようにソルビット、
異臭防止に酢酸ナトリウムを入れて完成。

 

【ハンバーグ】

乾燥大豆を水とビーフ調味料で戻して牛肉風のものを作る。
鶏肉+牛脂に、乳化剤 カゼインナトリウム、大豆タンパク、
加工でんぷん、馬鈴薯でんぷん、調味料(アミノ酸など)、
塩と砂糖水を入れてペースト状にする。

hannba-gu

それらを豚の挽肉に混ぜて、パン粉、玉ねぎ、香辛料を混ぜる。

色は、カラメル色素で茶色っぽく、
食欲をそそる赤色はコチニール色素(虫の内臓)でハンバーグ色にする。

デミグラス風ソースも作ります。
化学調味料、野菜エキス、着色料など20種類の材料でできています。

それらを綺麗に盛り付けて完成!

kannsei

 

 

 

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動画はこちら、普通に番組なので長いです。 ♪音量注意♪

 

 

 

♥ 余談

 

無添加でこちらの方が安全なのだけどれど・・・消費者は色が悪いから買ってくれない。

無添加だと店頭に並べる時間も限られてしまう。
キレイで美味しい、安くて簡単便利な商品を消費者が求め、消費者のニーズに応えるための企業努力により添加物、遺伝子組み換え、農薬、粗悪な輸入食品が蔓延する。

傲慢な需要と、過剰な供給で現在の結果になっている。

 

食品に限らずシャンプーや化粧品も同じですよね。
使い心地が良くて、キレイに見えて、いい香りで、使いやすい、便利なものを求めます。

 

でも、表面的に美しく、使いやすいものが、実は身体を、肌を、髪をむしばんでいるのかも。

 

私は使い勝手は悪くても、なるべく成分がシンプルな天然系のシャンプーや石鹸シャンプーを使ったり、塩浴という方法で身体を洗うようになって本当に肌の調子が良くなりました。

まだ検証中ですが、オーガニックコットンのナプキンに切り替えて、本当に生理痛がなくなるのかを検証もしています。※今の所痛みが軽減されています。

 

傲慢な需要と、過剰な供給で現在の結果になっている。と書いて思ったのは、添加物の蔓延とブラック企業が増える原理って似てるな〜と思いました。

消費者が過剰に求め、企業が過剰に与える。

私たち自身が望んで結果を作っているってことですよね。

 

 

身体のためにならない成分。完全に添加物や化学成分を排除しようという強い気持ちは持てずにいますが、それでいいのかなとも思っています。

いつかオーガニック、ケミカルフリーが当たりまえになった時に、過剰に、神経質になりすぎて、また負のサイクルが生まれるのではないかとちょっと考えてしまいました。

マイペースに、本当に身体に良いものを正しく傲慢にならないよう選んで行きたいなと思います。

 

 

 

 

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